俳句的つれづれ日記
75番札所・善通寺
2014年01月09日 (木) | 編集 |
弘法大師誕生の地として知られる善通寺。
善通寺駅に来たからには、善通寺にも参拝せずには帰れまい。
とりあえず駅にあった絵地図を見る。
確かガイドブックには「駅からタクシーで5分」とあったような気はするけど……徒歩でも十分行けそうじゃない?

というわけで、およその見当をつけて歩きはじめる。
やがて、町並みの中ににょっきりと見える五重塔。
京都や奈良にあっても違和感ないような立派な塔、たぶんあれだな。
……無事、到着。

DSC04448.jpg 風格ある正門

DSC04450.jpg 本堂

DSC04451.jpg 五重塔
総檜造、高さ45mだそうで、重厚で、ほんとに見事なもの。
瀟洒というよりは、ずっしりした安定感が好もしい。

DSC04452.jpg 鐘楼


広やかな境内にさまざまな建物が点在し、樹齢1000年を超えるという楠の大木がそびえる。
さすがに市の名前になっちゃうお寺だなあ、と感心しつつ去った。
……が、しかし!
今回、私が参拝したのは東院のみ。
西院(誕生院)には訪れていない。時間もあまりなかったし。

うーん、やはり琴平に1泊して、金比羅さんと善通寺、それぞれじっくりゆっくり訪れなきゃいかんね。
善通寺市には他にも札所があるし。

はな街道の旅 ~その1 仙龍寺~
2012年10月08日 (月) | 編集 |
機会を得て、7日・8日と友人へ東予方面へ小さな旅をしてきた。
まず7日は四国中央市の霧の森
……の前に、少し時間があったので「新宮ダムでも見ていく?」

singuudamu.jpg 新宮ダム

ここへ行く途中「奥の院 仙龍寺」なる標識を見つけた私たち。
「ちょっと行ってみる?」
「せっかくだしねー」
そんなお気軽な気持ちで訪れた、その寺は……

すごかった

こちら、お寺のホームページ。
http://okunoin-senryuji.com/

第六十五番三角寺の奥の院であるらしい。
このサイトだけ見ると、立派でオーソドックなお寺という印象ですが。
いやいや実際に目の当たりにすると、とてもそれだけで片付けられるようなところではないのだった。

senryuuji-1.jpg

渓流沿いの石段を上がってゆくと、途中に目を奪うような建物が!
「えっ これはいったい……!」

senryuuji2.jpg

左下側にみえているのは橋ではない。

sennryuuji-3.jpg


この本堂前の境内が、先ほどの画像の、橋のように見えている部分。

sennryuuji4.jpg

暗くてよく見えないが、奥のほうに小さな滝がある。どうやら修行場らしい。
ほとんど本堂の建物と一体化しているような造りになっている。

そして本堂の建物は、そのまま2枚目の画像の建築物へとつながっていて、とてもじゃないが全容を一枚の画像におさめることはできなかった。
ちなみにこのお寺は「舞台造り」という建築様式らしい。あーなるほど。
とにかくスゴイ。

senryuuji6.jpg

建物の中から本堂側を見る。
重厚でどっしりした風格があって、威風あたりを払う存在感。
本道に安置されている不動明王?の背後には、峻厳な岩肌がそのままに。
見るものすべてが、私たちを驚かせるのだった。

sennryuuji7.jpg

境内から裏手の滝を見る。
周辺には巨木が林立し、水はあくまでも清冽に迸っている。
深山の霊気がひしひしと身を包み、身体がおのずと浄化されるような……
まさに奥の院。これぞ奥の院!

新緑の季節、あるいは紅葉の季節にはさぞ見事だろう。
これだけのお寺が、どうしてもっと多くの人に知られていないのか、ほんとに不思議。

まあ自販機だとか「ゆうパック」の看板は、周囲の景のなかで浮いてることは浮いている。
でも歩き遍路の人も訪れるのだろうし、そういう方たちへの配慮なのだろう。

「ちょっと行ってみようか」くらいな気持ちだった私たちだが、帰りは「いいものを見た!」という興奮でテンションがあがってしまった。
あれは弘法大師さまの導きだったんじゃないか、とけっこう本気で思ってしまうくらい。
あー 行ってよかった。ほんとに良かった。


……というわけで「霧の森編」へ続く。

五十一番札所・石手寺 もうひとつの顔
2011年12月20日 (火) | 編集 |
石手寺の、一般の観光客やお遍路さんが行かないエリア。
そこはかなりディ~プな世界なのでございます。

たとえば 「マントラ洞窟」
胎内巡りみたいなもんだろうか。

 isiteji1105.jpg 入口。

この時点で、既に普通ではない雰囲気が漂うているが、思いきって足を踏み入れる。
洞窟の中はL字型になっていて、まっすぐ進む道と右へ進む道に分かれている。
今回は右手へ。

isiteji1106.jpg
漆黒の闇というほどではないが、実際はけっこう暗い。
写真撮ったときのフラッシュで (うわ、こういうことになってるのか!) と初めて分かる。
正直、怖い。
ここはお参りをしながら歩くだけで八十八ヶ所霊場巡りができる場所らしいが、早く出たい。
とにかく出たい。

isiteji1107.jpg
弘法大師が修行した場所……らしい。たぶん。
ここも実際は暗いです。
早く外へ出たい。 怖い

isiteji1108.jpg 出口。 ああ、ほっとする。

今回は行ってないけど、まっすぐの道をゆくと庭園に出る(はず)
ここには、いくつもの奇怪というか異様というか、とにかく様々な仏像が立っている(はず)
さらに黄金色のマントラ塔もあり、特にそこの2階がまたすごい(はず)
とにかく、とんでもなくディープで混沌とした世界が広がっているのであります。

いや、もう何年も行ってないので、今もそうなのか分からないんですけどね。
一人では行けない。怖い。誰か一緒に行ってください。
コワイなんて罰当たりなことを言ってはいけないんでしょうけど、あの洞窟を一人で歩いてみたら分かりますって!

isiteji1109.jpg
絵馬堂。
薬師如来十二神将が描かれているのだが、遠目には戦隊モノのキャラのよう。
何とかレンジャー、みたいな。

isiteji1111.jpg
境内にあった仏像(だよね?)
ほぼ朽ちてます。ぼろぼろです。 いいんだろうか、これ。

isiteji1112.jpg
唐突に出現するビルマ(ミャンマー)戦線戦没者慰霊塔。

isiteji1113.jpg
水子地蔵? これはまあ、お寺では不思議じゃない光景でしょう。
で、その向かい側にある像がコレなんですが
         
 isiteji1114.jpg
私にはキリスト像に見える…… というか、このポーズの意味が分からない……
石手寺、謎すぎる……

そのほかにも、いろいろディープです、石手寺。
でも、以前より荒れてるような。

さすがに本堂周辺はちゃんとしてますが、境内のはずれになるとかなり放置気味。
かつてあった施設が閉じられていたり、お堂が単なる物置き場になっていたり。
人手が足りないのか、維持費が足りないのか。

でもでも!
そんな石手寺が、実はけっこう好き。
以前、ある人に 「(兵庫県の)須磨寺って不思議なお寺ですよねえ」と言ったら
「石手寺ほどじゃない」と返されたことがあります。

2012年の初詣、石手寺というのはいかがでしょう!
行かれた方は、ぜひ マントラ洞窟探検を!

それにしても、次の五十二番札所が太山寺。
同じく規模は大きいものの、太山寺は「静寂」とか「清浄」という言葉が似合う古刹。
お遍路さんは石手寺とのギャップに唖然とするのでは。
あ、でも普通のお遍路さんは石手寺のアレなところは見ないからギャップに気づかないか。

五十一番札所・石手寺 表の顔
2011年12月19日 (月) | 編集 |
遍路の元祖とされる衛門三郎ゆかりの石手寺。
四国八十八カ所中、訪れる人が多いお寺のひとつだろうと思う。
道後温泉からほど近いこともあって、お遍路さんだけではなく観光客も絶えない。

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大わらじが吊られている仁王門。国宝です。

isiteji1115.jpg

線香の煙を身体の悪いところに当てると治る、と言われておりまして……
いつ行っても石手寺境内には線香の煙がたなびいてます。

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鎌倉時代に建立された本堂は重要文化財。
金色の五鈷(ごこ)がどーん、と。 (※ 五鈷=法具のひとつ)

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三重塔。これも重要文化財。

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isitejikuhi.jpg 子規の句碑

    身の上や御鬮(みくじ)を引けば秋の風   子規


とまぁ、一般の観光客やお遍路さんはだいたいこのあたりしか見ないと思います。
だがしかし。
石手寺は、もっとディーーープな面を持つ寺なのでありました (続く)

晩秋の繁多寺
2011年11月05日 (土) | 編集 |
 hantaji1102.jpg

昨日は菊花展の後、友人とここでお弁当タイム。
高台にあるので、松山市街を眺めながらのんびり。
ベンチのところには歩き遍路さんやら、地元らしきご家族やら。

 hantaji1101.jpg

銀杏が色づいておりました。
色の冴え具合は今ひとつかなあ。今年は気温が高いからね・・・


ジャンボタクシーでの巡拝さんも見かけた。
某伊予鉄トラベルだと、一国参りで旅行代金が一人60,000円。
2泊3日の行程。宿泊代と2朝食・2夕食付。
4県まわると240,000円。
バスよりは高くつくけど、親しい人と一緒にまわるには良いかもね。融通ききそうだし。