俳句的つれづれ日記
2017年05月09日 (火) | 編集 |
薔薇は一年中見ることができるけれど、やっぱり五月の花という印象が強い。(私だけか?)

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川沿いの土手に咲いていた薔薇。 近所の人が植えたのだろうか。
真紅ではなくて濃いオレンジなのも五月っぽい。 なんとなく。

薔薇の棘の傷がもとで亡くなった詩人のリルケ。
こよなく薔薇を愛して、薔薇の詩も多く残していたリルケ。
彼は薔薇に殉じたのだろうかと、この季節になると思う。

墓碑銘も薔薇の詩。

 Rose, oh reiner Widerspruch, Lust,
 Niemandes Schlaf zu sein unter
 soviel Lidern.

 ばらよ、きよらかな矛盾、
 あまたの瞼の下で、だれの眠りでもないという
 よろこびよ (生野幸吉訳)

翻訳によってけっこう印象が変わるけれど、一番最初に読んだのがこの訳。
今も「刷り込み」効果継続中で、リルケの墓碑銘というとこれが浮かぶ。

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