俳句的つれづれ日記
乱歩忌の月に傷ある暑さかな
2015年07月28日 (火) | 編集 |
今日28日は乱歩の命日。
極暑の季節に逝く、というのがいかにも乱歩らしい気がする。

乱歩の作品の中でどれが好きかと自問自答してみた。
「赤い部屋」「人でなしの恋」「淫獣」「孤島の鬼」「芋虫」「目羅博士」……あたりかな。

あっ 「芋虫」は好きな作品というのともちょっと違う。
よくまあこんな話書けるよなぁ、と。 とにかくインパクトが強烈。
グロテスクで陰惨で目をそむけたくなる話で、でも不意に純な、切ないような苦しいような感情がよぎる。
これを丸尾末広が漫画化したものを読んだことがあるけど、淫靡で生々しくてねっちょりしてて、でも同時にシュール。
あの漫画もすごかった。 苦手な人はものすご~~く苦手だろうな、あれは。

明智小五郎が登場するシリーズの中では「月と手袋」がなぜか好き。
ものすごい傑作というわけではないが、作品中の赤い禍々しい月がひどく印象的だったせいか。

もちろん小中学生の頃は怪人二十面相シリーズに惑溺した。
ちょっと読み返してみたい気もするけど、きっと他愛なくてがっかりしそうだから、思い出のままにしておこう。

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