俳句的つれづれ日記
44番・大宝寺
2014年10月20日 (月) | 編集 |
八十八ヶ所のちょうど真ん中に当たるので「へそ寺」とも言うらしい。

山頭火は『四国遍路日記』に、大宝寺のことをこう記している。
「早起、すぐ上の四十四番に拝登する、老杉しんしんとして霧がふかい、よいお寺である。」

DSC04788.jpg

   朝まゐりはわたくし一人の銀杏ちりしく(句碑の句)  山頭火
   お山は霧のしんしん大杉そそり立つ           山頭火

DSC04794.jpg 仁王門
DSC04791.jpg 本堂

故郷の、私にとっては馴染みの寺。
最も印象深いのが、山頭火も書いている大杉だ。
大宝寺というと、まず鬱蒼と茂る杉の老木を思う。

昭和の時代、ここの杉を伐ったら、中からが出てきたという話を聞いたことがある。
丑の刻参りの五寸釘、なんやろねー やはり。 
そこまで憎んだ相手はどうなったんだろう。
そして、本当にもし相手が死んだとして、丑の刻参りをした人は幸せになれたんだろうか。

DSC04795.jpg

境内の大銀杏。
山頭火はこの銀杏のことを詠んだのかもしれない。

落雷だろうか。
大木のちょうど真ん中あたりが黒焦げになっていた。
触ると、少し手が汚れた。
かすかに焦げた匂いもした。

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する