俳句的つれづれ日記



蕪村の扇の句といえば
2013年06月02日 (日) | 編集 |
日用消耗品を買おうと100円ショップへ行った。
品揃えが夏っぽくなっている。
団扇や扇子もたくさん置いてあった。

雑貨屋さんあたりで扇子を買うと、1000~3000円くらい?
それなりのお店だと数千円、中には1万円以上の扇子もある。
この値段の差って、いったい何なんだろう。
もちろん素材や作りが違う、のだろうけど。
100円と10,000円の差ほどに違うものなんですかね。

           rakugo_sensu.png

蕪村の扇(と、ついでに団扇も)の句

    有(あり)と見えて扇の裏絵おぼつかな
    とかくして笠になしつる扇哉
    絵団(えうちわ)のそれも清十郎にお夏かな
    手すさびの団(うちわ)画かん草の汁
    渡し呼(よぶ)草のあなたの扇哉
    暑き日の刀になゆる扇かな
    恋わたる鎌倉武士のあふぎ哉
    後家の君たそがれがほの団(うちわ)かな
    仮の家の塵を掃取るうちはかな
              『蕪村俳句集』より

……と、いくつかあるけれど何と言ってもこの句。

    目にうれし恋君の扇真白なる  蕪村

分かる、分かります。
好きな人が使っている扇の、はっとするような清い白さ。
恋心もつのろうというものでしょう。
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