猫まち

俳句的つれづれ日記

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透明人間大パーティ

『透明人間大パーティ』(鮎川哲也・編)

透明人間、をテーマにしたアンソロジー。
内容は盛りだくさん。
SFから本格ミステリ、エッセイにモンキー・パンチの漫画まで多彩に収録されている。

で、中でも私が前々からど~~しても読みたかったのはコレ。

 『高天原の犯罪』天城 一

本格密室ミステリの傑作として高い評価を受けている短編。
でも作者が寡作なこともあって、なかなか読むチャンスがなかった。
今回読んで、評価の高さに納得。チェスタートンの『見えない男』路線の作品なのだが、無理なくトリックを成立させている点が見事。
文体その他、好きになれない人もいるかもしれないが。

だって本家(?)のチェスタートンのアレは実際に警察の捜査があったら一発でアウトだろ!って、読んだ瞬間思ってしまったもの。(いえ好きな作品なんですけど)
「怪しい人物は特に見ませんでしたねえ、×××が来たくらいで」
「その×××が何か知ってるはずだ、徹底的に調べろ」……となるに決まってる。
それを巧みな語り口でするんと納得させちゃうのがチェスタートンなんだろうけど。

ところでモンキー・パンチといえば『ルパン三世』
これに関しては断然原作派。コミックス全巻揃えてたこともある。(実家に置いといたら母が全部処分してしまったが…うう お母さんヒドイ)
アニメや映画のルパン達はすっかり「心優しき泥棒一味」になっちゃってて、あれじゃ原作とは別ものだ。
最も初期のアニメに関しては、かなり原作の味が出てたと思うけど、以降は個人的にはアウト。
作者も微妙な思いはあるんじゃないかと、想像しているのだが、どうなんだろう。

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