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俳句的つれづれ日記
ジーキル博士とハイド氏
2018年06月10日 (日) | 編集 |
『ジーキル博士とハイド氏』(スティーブンソン) 角川文庫

確か、高校生の頃に読んだはず。
ブックオフで見つけたので、なつかしくて購入。
読んだら面白かった。 少し古めかしい文体もまた趣きがある。
できれば、ハイド氏の「悪」っぷりとジーキル博士の苦悩を、もっと丹念にしつこく描いてほしい感はあるけれど。

この小説を知らない人は少ないだろう。
でも、読んだことがある人も少ないんじゃないかって気がする。
「今さら」感はあるかもしれないけれど、一読してもいい本じゃないかなあ。

そういえば、「ロリコン」なる言葉のもとになった 『ロリータ』(ウラジミール・ナボコフ)。
これも実際に読んだ人はあまり多くないような気がする。
読みやすい小説ではないけれど、作者の言うところの「美的悦楽とでも呼ぶべきもの」を堪能したい人なら、読んで陶酔できると思う。
ロリータがテニスをする場面があるのだけれど、その描写がとても美しい……。