俳句的つれづれ日記



ありがとう、青空文庫
2017年05月18日 (木) | 編集 |
急に、大阪圭吉の短編をいくつか読みたい!という欲求にかられた。
『とむらい機関車』 や 『坑鬼』 など。
ネットで買おうと思ったら、絶版。 中古も見つからなかった。
(いや、もっと真剣に探せばあるのかもしれないけど)

ダメもとで 「青空文庫」のぞいたら、あったv 読みたい短編がどれも。
正直、小説をパソコン画面で読むのは好きじゃないけれど、贅沢は言えない。
ま、短編だから何とかOK。

書かれた時代が時代だけに(1930年代)、古臭い感は否めないものの、逆にそれが私好みの味わいなのだった。

『とむらい機関車』 は、提示される謎がユニーク。
何しろ、一週間毎に豚が轢死する事件――というのだから。
そして、真相はかなり切ない。

『坑鬼』 には妙な迫力、凄みがあった。
これ、書きようによっては長編にもなりそうだと思う。

『デパートの絞刑吏』 『気狂い機関車』 それぞれ楽しめた。
青空文庫、ありがとう!
再読
2017年05月07日 (日) | 編集 |
あまり時間を割けないながらも、最近読んでいるのは 「ずーーーっと以前に読んだ小説」
それこそ十代の頃に読んだきりのものも。
先日の『潮騒』もそうだったなあ。

オーウェルの 『動物農場』 とか
モーパッサンの 『死のごとく強し』 とか
ゲオルギウの 『二十五時』 とか
アイルズの 『レディに捧げる殺人物語』 とか
……懐かしい本ばかり。 『二十五時』の文庫本なんて、もう絶版になってるみたいだし。

とりあえず今のところはどれも楽しく再読できて、とても嬉しい。
以前 デュマの『黒いチューリップ』 を読み返したときは 「あれ? もっとずーっと面白かったはずなのに……」と、がっかりした覚えがある。
いや、それなりに面白かったのだけど、私の記憶の中で実際以上に美化されてしまっていたらしい。
もう一度、今度はあまり期待しないで読んだら 「あれ? 意外と面白い」 となるのかも。

現代作家の小説も読まなきゃ……と思いながら、ついつい懐かしい本に手が伸びてしまうのは トシだから?
潮騒
2017年04月29日 (土) | 編集 |
今日明日は、俳句がらみで松山市沖の中島へ行く。
もうそろそろ出かけなくては。
三津の港からフェリーで1時間余り。 その間に読む本を用意した。

『潮騒』(三島由紀夫・著)
ン10年前に1度読んだきりの一冊だ。
船で読む本としては、悪くないんじゃないかと思ったりするのだが。
明るくて毒がなくて、三島らしからぬ印象の小説だったと記憶している。
読み返すのが、ちょっと楽しみv

これ、今映画化するとしたら、主人公の二人を演じられる俳優・女優さんているのだろうか。
純で汚れてなくて、そして強い人。
現代にはもういないのかもしれない、神話か民話の中のような二人。
啓蟄
2017年03月05日 (日) | 編集 |
今日は二十四節季のひとつ、啓蟄。
「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(暦便覧)」てことで、そろそろ虫たちも活動を始めるころ。
でもまだ冬物をすっかり仕舞うには早いかな。



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先日いただいた『三橋敏雄全句集』。
三橋氏の句集は持っていたけれど、全句集ではなかったので嬉しいv

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ゆっくり、読みすすめているところ。

    行かぬ道あまりに多し春の国    三橋敏雄 (句集『鷓鴣』) 

おばあさんのひこうき
2017年02月25日 (土) | 編集 |
大学生の5割が 「1日の読書時間ゼロ」という調査結果が出たらしい。
読書は快楽! と思っている私からすると、ちょっと信じがたいのだけど。
ホントにホント?

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先日購入の 『おばあさんのひこうき』(佐藤さとる・著)
なつかしい! 文章もだけど、村上勉さんの絵も大好きだった。

私の記憶では、「森の中を鹿が並んで走っているところ」を編みこんだ肩かけの絵があるはずだった。
おばあさんが 「ほーら、素敵でしょう」という感じで、肩かけを広げて見せている絵。
何故か、その絵だけをありありとリアルに覚えていたのだった。
が、しかし!
この本にそういう絵はなかった。 
どうやら、私の脳内で勝手に作り上げていたものらしい。
記憶って、ほんとに当てにならないものだ。